赤ちゃんが熱をだしたときのページです。
赤ちゃんの病気
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赤ちゃんの病気

はじめての発熱

赤ちゃんは突然、熱を出します。また、よく発熱します。はじめて発熱をしたときは、ビックリしますが、あわてないで下さいね。

まず、・・・ なんだか熱っぽいなと感じたら、熱を測ってみます。それから、機嫌はどうか、食欲はどうかといった、ほかのようすを確かめます。・・・ もし、熱が高くても、機嫌がよくて、水分が十分にとれていれば、あわてる必要はありません。

こまめに水分補給をしてようすをみましょう。


様子をみて病院へ


ふだんより熱が高くて気になるときは、診察時間内に診察を受けておきます。熱があるだけで機嫌がよくて、念のため、たとえば、熱さましとのどの薬をもらっておこうということなら午後でもいいのですが、もし、下痢や嘔吐など気になる症状があるときは、できるだけ、午前中に受診します。午後だと、診察後に、突然ぐったりするなどの病態が変わったときや、“点滴”などの治療が必要になったとき、外来の診察時間を過ぎてしまっていると入院が必要になってしまうことがあるからです。


夜中でも病院へ


熱が急に上がるときは、どうしても機嫌や顔色が悪くなり、がたがたふるえたりします。でも、熱が上がりきっても、とても機嫌が悪くてぐったりしているとか、息が苦しそうだったり顔色がよくないなど、全身の状態が悪いときは、急いで診察を受けましょう。

また、熱とともに、吐いたり下痢が何度も続くようなときも、体の水分が足りなくなってしまう脱水症が心配なので、病院へいくようにします。



熱の測り方


熱は測りやすいところで測りましょう。必ずしも脇の下でなくても、たとえばまた寝返りしない赤ちゃんなら、首の間に体温計をはさんでもいいです。 もし、熱が高ければ、胸と肌着の間に差し込んで、上からそっと押さえてあげて測るのでもかまいません。 ただ、肛門や口で測るのは危ないのでやめましょう。 体温計は、とくに赤ちゃん用を用意しなくてもかまいません。

何度何分まで正確に測れなくても、熱が高いか低いかがわかればよいのですから。赤ちゃんには、三分間じっとしているのはたいへんですから、一分計のほうが使いやすいです。 測っている間は、少し手遊びしたりして、赤ちゃんの気をまぎらわしてあげるといいですよ。



赤ちゃんの平熱


赤ちゃんの体温は、月齢によって変わってきます。また、活発に動いているときと静かに寝ているときでも違います。

それから外気温にとても影響を受けるので、季節によっても変わってきます。ですから、これがふだんの熱だというものはなかなか決めにくいので、多少、体温が高いからといって、むやみに心配することはありません。ふだん、36.5度の体温の赤ちゃんが、37.2度でも元気に遊びまわっているなら、まず、心配のないことが多いのです。

ただ、赤ちゃんは、それだけ体温が変わりやすいので、熱を測ってみるときには、暴れまわっていたり、入浴したあとでないか、部屋が暖かすぎないかなどにも気をつけてみましょう。


頭を冷やす?


頭を冷やすのは、熱を下げるためではなくて、気持ちよく休めるようにするためです。

もし、赤ちゃんが気持ちよくて喜ぶなら冷やしてあげましょう。でも、無理に冷やす必要はありません。 (水枕、アイスノン、タオルを使って冷やすなど。)
他に赤ちゃんの喜ぶ方法があります。まず、タオルを水につけて軽くしぼったものをビニール袋に入れて、冷凍庫で冷やします。ある程度冷えたら、それを袋のまま置いて、上に乾いたタオルを敷いて赤ちゃんの頭をのせてあげましょう。いくつか用意しておいて、温まったら取り替えてあげましょう。カチカチになっても厚さが薄いのでゴリゴリしません。


部屋の温度や着るものは?


熱が上がっている間は寒くてブルブルふるえたり、手足が冷たくなったりしますので、そういうときは、一枚多めに着せたり、ふとんをかけて暖めてあげましょう。

でも、熱が上がりきってしまったら、熱を発散させやすいように、着るものも少なめにして、涼しく過ごしやすくしてあげましょう。

厚着をさせて汗をかかせると熱が下がる、とおばあちゃんにいわれたお母さんもいるかもしれませんが、体温の調節がじょうずにできない赤ちゃんは、熱がこもって、かえって体温が上がってしまいます。

熱があるときは、汗をかきますので、タオルなどでよくふいて、着ているものをこまめに取り替え、さっぱりさせてあげましょう。部屋の温度はいつもと同じか少し涼しめにします。



お風呂はどうする?


熱があるときは、お風呂はやめておきます。熱で体力が弱っている赤ちゃんが、お風呂に入って汗をかくと、よけいに弱ってしまう可能性があるからです。

でも、もしお尻がただれて真っ赤になってしまうようなら、赤ちゃんは辛い思いをしてしまいますね。そんなときは、洗面器にお湯を入れて、お尻だけを洗ってあげましょう。これなら赤ちゃんが汗をかいて疲れることはないので、熱が高くても大丈夫です。
また、お湯でしぼったタオルで、からだをふいてあげれば、赤ちゃんはさっぱりしますね。

熱が下がって丸二日たって、食欲があれば、咳や鼻水が残っていても、入浴してかまいません。

熱があるあいだは、お部屋の中で遊んだり、窓越しに外を見せたりして、外遊びは控えておきましょう。



水分の補給は?


赤ちゃんにとってこわいのはからだの水分が足りなくなることです。熱があるとたくさん汗をかきますから、水分は十分にあげましょう。飲みたがるものなら、白湯、ジュース、野菜スープなどのスープ類、スポーツドリンク、赤ちゃん用のアルカリイオン飲料、なんでもかまいません。喜んで飲むようなら、氷水でもいいでしょう。

 赤ちゃんは、水分が足りなければとたんにおしっこが出なくなるので、おしっこの量をめやすにします。いつものようにおむつがぬれるぐらい飲ませてあげましょう。そのためには、紙おむつより、布おむつにしておいたほうがわかりやすいですね。

おっぱいをよく飲むなら、それでも十分です。ただ、ミルクの場合には、おっぱいに比べてやや濃いので、ほかの水分をあげたほうがいいでしょう。


おっぱいや離乳食は?


飲んだり食べたりしてくれるなら、いつもどおり与えますが、離乳食は、消化の悪い肉や脂肪の多い食品などは、少し控えめにします。
もし食欲がないのなら、のどごしのよいプリンやヨーグルトが食べやすいでしょう。

でも、無理に飲ませたり食べさせる必要はありません。栄養のことは心配せずに、その分、十分に水分をあげましょう。



解熱剤は使うの?


 元気がよくて、水分も充分にとれているなら、涼しくして休ませてあげればいいのですが、熱でふうふういって苦しそうなときは、解熱剤を使う必要もでてきます。その場合、38.5度以上というのをめやすにします。

ただし解熱剤は、熱の原因になっている炎症を押さえるものではなく、あくまでも一時的に熱を下げる役目をするだけです。効き目がなくなれば、また熱は上がるということを覚えておきましょう。もし、また熱が上がって苦しそうなとき、解熱剤を連続して使う場合は、8時間以上、あいだを空けるようにします。

解熱剤は汗をかかせて熱を下げるものなので、その分、水分を十分に補ってあげましょう。

医師の診察を受ける前に使ってもかまいませんが、その場合は、必ず時間と量を医師に伝えて下さい


解熱剤で熱が下がりすぎることはないの?


赤ちゃん用として処方されたものならば、決められた量を、一定のあいだをおいて使えば、体温が下がりすぎるという心配はありません。

 赤ちゃんは、突然熱を出すことが多いので、かかりつけの医師に、少し余分に解熱剤を処方してもらっておき、冷蔵庫に保管しておくといいです。 もし、外出先で急に熱を出したというようなときは、市販の解熱剤を使ってもかまいません。ただ、その場合は、薬屋さんで買うときに、「赤ちゃん用」の解熱剤ということをはっきり伝えます。

たとえおとな用の解熱剤があったとしても、絶対に使わないでください。いくら量を少なくしたとしても、おとな用のものは、赤ちゃんにとっては強すぎる成分が入っています。


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