いよいよ誕生!
発露の状態のあと、連続的な陣痛が起きます。この2〜3回の陣痛により、ついに頭が外に完全に出た状態になります。
そして、赤ちゃんは、もう一度体のむきを変えます。これまで顔をママの背中側に向けていたのを、ママの側面の向きに変え、片方ずつ肩を出します。肩が出ればあとはスムーズに進み、全身が出て、感動の初対面、誕生となるわけです。
誕生後、5〜15分後ぐらいに、再び軽い陣痛が起こり、今までママと赤ちゃんをつないでいた胎盤が排出されます。ひどい出血がなければ、これで、ようやくママは、ホッと一息つけます。
私の体験記
私の場合、一人目はパパの立会い無、二人目のときはパパの立会い有、でそれぞれ出産しました。一人目のときの分娩室での様子は、陣痛が弱かったということもありますが、途中で意識がふっと遠のくほど、痛みががまんできない状態ではありませんでした。
いよいよ、いきむという段階になったときに、初めて腰が砕けるのではないかというほどの衝撃を感じたように思います。それでも、赤ちゃんはなかなか出てこず、結局は、助産婦さんにおなかを上から思いっきりおされ(陣痛の合間に飲んだ牛乳を戻すほど)、やっとの思いで出てきてくれました。出てきてくれた瞬間、ものすごく熱い、温かなものがするっと出てきたような、なんともいえない不思議な感覚でした。ホッとして、涙がスーッと流れました。(出産までの所要時間は14時間でした。)
二人目の出産は、それこそ丸9年ぶり。初産と変わらないのでは、と自分の中では思っていましたが、やはり経験が物を言いました。夜中ごろから、腰が痛いな〜、おなかの張りが規則てきだな〜と思いながらもその時間の間隔を冷静に判断できる自分がいてましたから。
明け方近くになり、パパにそろそろだから、起きて、産院へ行く準備をしてね。と声をかけ、私自身も腰が痛くて痛くてたまりませんでしたが、パパやお義母さんに腰をさすってもらいながら、用意をし、上の子を起こして、「お母さん、行って来るから。あとは、お父さん、おばあちゃんの言うことを良く聞いて、留守番しててね。」と言って、パパと産院へ向かいました。
その日は、なんかベビーラッシュというか、たまたま時間が重なった妊婦さんが私を含めて5人、分娩室では、すでに2人入っているような状態で、看護婦さんに「もし、分娩台が開かなければ、ここ(陣痛室)で出産してもらいます。」といわれ、「え〜!!」と思いました。が、そんな思いとは他所に、すぐにどうにもがまんできない状態になり、陣痛室で、出産しかけてしまいました。
運良く、分娩台が開き、すぐに移され、「はい、いきんで〜。もうすぐですよ〜」の助産婦さんの掛け声もむなしく、今度は、なかなか出てこず、結局は、吸引機で赤ちゃんの頭は、引っ張られていました。パパは、その間、ずっと、手を握ったり、腰を支えたりと必死の形相で、私以上に汗だくになりながら、支えてくれました。赤ちゃんが、生まれた瞬間と同時に男泣きに男泣きをし、そんな姿を初めて見る私も一緒に泣いてしまいました。(出産までの所要時間は4時間30分でした。)
さてさて、それから2年、3人目を出産しました。今回は残念ながら、パパの立会いは無理でしたが、赤ちゃんが、出てくる瞬間の顔をしっかりと見ることができました!これも、経験で、余裕があったからなんでしょうね。分娩台の上から、家に「今、生まれたよと!」としっかり連絡もしました。
いずれの場合も出産するときは二度とこんな辛くて痛くて、絶対に次は産まない〜!!と思うのですが・・不思議なもので産んでしまうとその痛みすら忘れてしまうんですね。(出産までの所要時間は4時間10分でした。)
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